フォーカスグループによって製品をデザインするのはとても難しい。
多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。
「フォーカスグループ」とは、マーケティングにおける調査方法の1つで、様々な属性の人を集めて、開発中の製品について意見を出し合ったり議論をしてもらうことです。
どんなマーケティングでも、駄作をヒットさせることはできない。
優れた製品ありきなんですね、マーケティングの成否って。
ベルは、電話を発明する前に市場調査などしたか?
「必要だ」「あったら便利だ」「こんなことができたら楽しいな」、そんな思いがベルを突き動かしたのでしょうか・・・。
でも、これって現代にも活かせる動機なんでしょうね。
イノベーションの出どころは、夜の10時半に新しいアイデアが浮かんだからと電話をし合ったりする社員たちだ。
熱心に取り組んでいる仲間たちの情熱が不可欠なんでしょう。
偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない。
イノベーションは、誰がリーダーで誰がフォロワーかをはっきりさせる。
『iMac』は1,299ドルだが、来年の新しいコンピューターだ。
昨年のコンピューターを999ドルで売るのとはわけが違う。
iMacが登場した時にはコスパに驚かされたものですよね。
私の周囲にも初めてパソコンを購入した友人が一気に増えました。
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我々は自らのビジョンに賭けているんだ。
そうする方が横並びの製品をつくるよりいいと思っている。
そういうものは他社に任せるよ。
我々にとっていつも大事なのは次の夢なんだ。
似たような製品の競争は他社に任せて、自分たちはもっと新しい取り組みにこそ力を入れる・・・。
こういう姿勢だから成長し、常に注目を集めて来たんでしょうね。
卓上計算機しか使ったことがない人にマッキントッシュがどういうものか尋ねても、答えられなかったでしょう。
それについて消費者調査をするのは無理です。
とにかくつくってみんなに見せ、「どう思う?」と聞くしかありません。
私も当初は、パソコンに何ができて何の役に立つのかさっぱり分かりませんでした。
「優れた芸術家はまねをし、偉大な芸術家は盗む」
とピカソは言った。
だからすごいと思ってきたさまざまなアイデアをいつも盗んできた。
真似をすることと盗むこととは違うんですね。
「盗む」とは、すっかりその方法やテクニックをマスターすることだと思います。だからこそ、その先の新しいアイデアに繋げられるんじゃないでしょうか。
アップルがやらないと、どこもやらない。
だから僕はここにいるんだ。
絶対に真似のできない、真似をしようとすら思わないレベルの革新を続ける。
ライバルの心を折り、他の追随を許さないくらいの製品を生み出そうと言うんですね。
次にどんな夢を描けるか、それがいつも重要だ。
だから新規採用時には夢を尋ねるんでしょうね。
研究費の多寡など、改革とは関係ない。
「イノベーションは、研究開発費の額とは関係がない」とも言っていますね。
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自分たちの製品を知らずに、どうやってお客に勧めるというんだい?
インターネットやパソコンは、知識や情報を伝えることに偏っている。
私はパソコンを人間性溢れる存在にし、人々が自分の感情を、より豊かに表現する手伝いをしたい。
2019年の師走、この理想は現実に近づいている・・・と言って良いのかな?
私たちのゴールは、いついつまでにではない。
最良の製品を生み出すのがゴールなのだ。
飽くなき追究ですな。
創造とは結びつけること。
過去の点から連綿と結びつけて新たな想像に辿り着き、生まれた製品はと言うと、やがて人と結びつくのですな。
ある期間、完全に失敗だと言われ続けることになる。
優れた発見、発明に限って、開発中は周囲から辛口の評価に晒されると言われますが、それを言っているのかな?
アップルとは、既成概念の外で思考できる人々のことだ。
枠に捕らわれない柔軟な発想の持ち主ばかりが集まっているんでしょうね。
川を渡って別のところへ行く必要はない。
向こう岸がこちらへ来てくれる。
なるほど。やるべきことをやっていれば、向こうから必要として来てくれるというわけですね。
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