幸福の真の名前は『満足』である。
いかに老年に成長するかを知ることは英知の傑作であり、生活の偉大な技術における最も難しい章のひとつである。
将来を思い煩うな。現在為すべきことを為せ。その他は神の考えることだ。
決心する前に完全に見通しをつけようとする者は決心できない。
正直にしよう。正直であることは雄弁と徳業との秘訣であり、正直であることには道徳的な影響力がある。
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幸福というものの中には、人が考えるよりも意志の力が働いている。
すべての不運や、つまらない物事に対して、上機嫌にふるまうことである。上機嫌の波はあなたの周囲に広がり、あらゆる物事を、あなた自身をも、軽やかにするだろう。
不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある。
悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ。
あれこれと考え込んでいる人は、けっして決めることができない。
子供たちに幸福である法をしっかり教えるべきであろう。頭上に不幸がふりかかるときに幸福である法のことではない。
周囲の状況がそう悪くもなく、人生の苦しみが些細な心配事や不快事にとどまるような場合に幸福である法のことだ。
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愛の情念は健康に良く、憎しみは健康に悪い。
人は柵ぼた式の幸福をあまり好まない。自分でつくり上げることを欲するのだ。
幸福たらんと欲しなければ、絶対に幸福にはなれない。
どんな運命も、それを良いものにしようと欲するならば、良い運命となるのだ。
畏れることなく醜にも邪にもぶつかって見よう。その底に何があるか。もしその底に何もなかったら人生の可能性は否定されなければならない。
私は私のもの、私のただ一つのもの、私は私自身を何者にも代え難く愛することから始めねばならない。
小さなことが小さなことでない。大きなことが大きなことでない。それは心一つだ。
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