【イチローの格言&名言集】日本人屈指のメジャーリーガーによる心に響く言葉たち

準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく。

そのために考え得るすべてのことをこなしていく。

 

しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。

なるほど、準備を整えるということは、納得の行く結果を生み出すために万全を期すことなんですね。

目標とは、それができて初めて語るべきものなんでしょう。

 

人に勝つという価値観では野球をやっていない。

ということは、「己に勝つ」ですかね?

 

そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。

誰だってそうじゃないですか。

つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。

でも、僕は子供のころから、目標を持って努力するのが好きなんです。

だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか。

これまでの言葉から推測すると、こんな風に言いながらも野球が大好きだったわけですね。

だからこそ目標を持って努力することができたんでしょう。

 

同じ練習をしていても、何を感じながらやっているかで、ぜんぜん結果は違ってくるわけです。

考えなしにただこなすだけでは、気づきも得られませんよね。

同じ「日々の積み重ね」であっても、いろいろと自分なりに考えながら臨まないと・・・。

 

考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります。

あ、やっぱり!

イチロー氏もこのように言っています。

 

努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。

努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。

人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

“バスケットボールの神様”と言われたマイケル・ジョーダンも全く同じような言葉を残していますよね。

やはり、特定の分野で大きな成績を残した人物ほど、努力の大切さを強く語っているように思います。

 

 

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他人の記録を塗り替えるのは7割、8割の力でも可能だが、

自分の記録を塗り替えるには10以上の力が必要だ。

この境地に達したことがないので一瞬思考が停まってしまいました。

でもよく考えると、これに似たようなことなら日常の些細なことにも言えると気づきました。

一旦完了したことって自己満足も手伝ってか、さらに良い状態を目指そうとはなかなか思えないものですよね。

自分自身の記録を塗り替えるには、当時最善だった自分を越えることが必要なわけで、意志が強固でなければ難しいんだろうとは想像できます。

 

憧れを持ちすぎて、自分の可能性を潰してしまう人はたくさんいます。

自分の持っている能力を活かすことができれば、可能性は広がると思います。

自分の中にどう落とし込んでいるのかによりますよね。

「憧れ = 自分には無理」なのか、「憧れ = 目標」なのか・・・。

可能性は誰にだってあるのだから、何もせずに最初から諦めるのは勿体ないですよね。

 

自分の思ったことをやりつづける事に後悔はありません。

それでもし失敗しても後悔は絶対に無いはずですから。

やらないで後悔するより、やって失敗するほうがずっとマシって、けっこう多くの人が言いますよね。

私も過去を振り返ってみると、試しにでもやってみるべきだった・・・なんてことが沢山あります。

 

メジャーリーガーの凄いところは、一度「あ、すごい選手だ」と認めたら、2,500本もヒットを打っている選手でも聞きに来ます。

それが偉大な点ですね。

見栄とか余計なプライドがなく、飽くなき探究心と上達への意欲が理屈抜きに溢れているんでしょうね。

欧米人のそうしたおおらかさとか、開けっ広げなところって、日本人も大いに見習うべきじゃないかと思います。

 

打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。

勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。

そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。

イチロー氏ほどの人でもそんな心境に陥ることはあるんですね。

根を詰め過ぎても良いことはなさそうです。確かに気分転換が必要なときってありますよね。

 

成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はない。

慢心せずに自分に厳しくすべし・・・ということですかね。

 

進化するときっていうのは、カタチはあんまり変わらない。

だけど、見えないところが変わっている。

それがほんとの進化じゃないですかね。

内面の変化こそが進化である、という意味でしょうか。

そう言えば、剣道などには「心技体一致」という言葉がありますが、内面の成長は技や体にも反映するものなんですよね。

 

 

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汚いグラブでプレイしていたら、その練習は記憶には残りません。

手入れをしたグラブで練習をしたことは、体に必ず残ります。

記憶が体に残ってゆきます。

これ意外に(?)響きました。

少年時代にちょっとだけ野球に打ち込んだことがあるんですが、当時の指導者からよく「道具はしっかり手入れをしろ」と言われた覚えがあります。

もしかしたら、同じような教訓だったのかも知れません。

 

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。

決してあきらめない姿勢が何かを生み出すきっかけをつくる。

そうなんでしょうね。腐っていても何も改善しませんからね。

 

プレッシャーはかかる。

どうしたってかかる。

逃げられない。

なら、いっそのことプレッシャーをかけようと。

かの長嶋茂雄氏も言いました。「プレッシャーを楽しめる者がホンモノだ」と。

この言葉からすると、言うまでもなくやはりイチロー氏もホンモノなのですね。

 

重圧がかかる選手であることは誇りに思う。

周囲からの期待を集める存在になったわけですもんね。そうなった自分を誇りに思ったとしても当然でしょう。

でも決して思い上がることがないのがイチロー氏なんですよね。

 

逆風は嫌いではなく、ありがたい。

どんなことも、逆風がなければ次のステップに行けないから。

相手から警戒される存在となったことが、更にステップアップに繋がったというわけでしょうか。

自分の境遇をことごとくポジティブに捉える様子には感心させられます。

 

びっくりするような好プレイが、勝ちに結びつくことは少ないです。

確実にこなさないといけないプレイを確実にこなせるチームは強いと思います。

ニュースなんかで大活躍した選手のことを報じるとき、往々にして「しかし試合は3対1で敗れました」みたいな展開だったりしますよね。

 

自分が全く予想しない球が来たときにどう対応するか。

それが大事です。

試合では打ちたい球は来ない。

好きな球を待っていたのでは終わってしまいます。

世の中、自分の思い通りに行かないことの方が多いものですよね。

 

 

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