【アウエルバッハの格言&名言集】ドイツ文献学者の心に響く言葉たち

 

エーリヒ・アウエルバッハ(Erich Auerbach)

1892年11月9日 ~ 1957年10月13日

 

 

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エーリヒ・アウエルバッハのプロフィール

エーリヒ・アウエルバッハ(Erich Auerbach)は、ドイツのベルリンにユダヤ人として生まれた、文献学者、比較文学研究者、文芸評論家です。

 

著作としては『ミメーシス ヨーロッパ文学における現実描写』がもっとも知られていて、古代から現代までのヨーロッパ文学における表現の歴史をテーマにしています。

 

ナチズムの台頭によりドイツを追われたアウエルバッハは、移住先のイスタンブールでトルコ大学(後のイスタンブール大学)でロマンス語教授となり、第二次大戦中の1944年に論考集『新ダンテ研究』により比喩形象論を打ち出したことで知られます。

 

1947年にアメリカ合衆国へ渡り、ペンシルベニア州立大学教授、プリンストン高等研究所、イェール大学教授と歴任しています。

 

 

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エーリヒ・アウエルバッハの格言&名言集

現在持っているものに満足しない者は、

持ちたいと思っているものを手に入れたとしても、

同様に満足しないであろう。

人間の欲は果てしないものだと言いますからね・・・。

 

何人をも信用しない者は、

己自身が信用されていないことを知っている。

疑い深いのは用心深いとも言えるのでしょうが、何ごとにも懐疑的な見方しかできない人は孤独でしょうね。

 

人間が生きている社会基盤は、

一瞬なりとも安定することなく、

さまざまな変動によってつねに変化する。

これは格言と言うより、現実ですね。

 

人間と人間との間柄には、

愛よりほかの財産はない。

財産と呼べるものは、友情とか仲間とか切磋琢磨とかいろいろあると思いますが、突き詰めて考えれば、そのどれにも愛が含まれているように思います。

 

新たな発見をする民族のみが、

文化の未来を有する。

民族単体で語るのは寂しいので、新たな発見は広く平和的に世界中で共有できると良いですね。

 

 

※ 出典元や参考文献等が不明のものは、現在調査中のため表記されておりませんが、詳細がわかり次第追記および分類を施して参ります。

※ なお、名言や格言の中には、当サイト独自の編集(省略、意訳、要約等)を施している場合がありますことをご承知おきくださいませ。

 

 

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