幾度か辛酸を経て、志、初めて堅し。
丈夫は、玉砕に及んで、瓦全を愧じる。
幾度かの困難に遭い、それに立ち向かう経験を経ることで、自らの志とは固まって行くものだ。
一人前の男たるもの、玉となって砕けようとも、瓦のように身を守ろうとするのは恥じるべきだ。
もっと過激な解釈をすると、志のためなら潔く死ね、と言っているのです。これも時代なのでしょう。
小人は、己を利することを欲し、君子は、民を利することを欲する。
己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ。
小者は自身の利益を欲しがるが、君子は人民の利益を優先させるものだ。
他人のために生きる人は栄え、自分のために生きる人は滅ぶものだ。
人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる。
人間は、自分に打ち勝つことによって成功し、自分を愛する(甘やかす)ことによって失敗するのだ。
急速は事を破り、寧耐(ねいたい)は事を成す。
いたずらに事を急ぐと失敗し、落ち着いて忍耐強く行えば事を成し遂げられる。
「急いては事を仕損じる」・・・急がば廻れの精神ですね。
※ 出典元や参考文献等が不明のものは、現在調査中のため表記されておりませんが、詳細がわかり次第追記および分類を施して参ります。
※ なお、名言や格言の中には、当サイト独自の編集(省略、意訳、要約等)を施している場合がありますことをご承知おきくださいませ。
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