マルクス・アウレリウス・アントニヌス
121年4月26日 ~ 180年3月17日)
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アウレリウスのプロフィール
マルクス・アウレリウス・アントニヌス(ラテン語表記:Marcus Aurelius Antoninus)は、第16代ローマ皇帝(在位:161年~180年)です。
第15代皇帝アントニヌス・ピウスの后妃ファウスティナ・マイヨル(大ファウスティナ)の甥で先帝の外戚にあたります。
当初、外叔父アントニヌスの皇女で自身の従姉妹であるファウスティナ・ミノル(小ファウスティナ)と結婚して帝位を継承するも、ハドリアヌスの重臣の子ルキウス・ウェルスが共同皇帝に立てられていました。
アウレリウスは小ファウスティナとの長女ルキッラを嫁がせて両皇帝の結束を固めましたが、169年にウェルスが死去したことにより単独の皇帝になりました。
ストア哲学などの学識にも長けた彼は、良く国を治めた実績から、ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌスらに並ぶ皇帝(五賢帝)と評されました。
軍事よりも学問を好んだアウレリウスは、その著書『自省録』により、プラトンの時代から学識者の理想とされてきた「哲人君主」の実現例とされています。
しかしその最期は、長期戦となったマルコマンニ戦争の陣中で迎えることとなりました。
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アウレリウスの格言&名言集
何かをするとき
いやいやながらするな、無思慮にするな、心にさからってするな
心のこもっていない仕事や作業からは、良い結果は得られそうもありませんね。
機嫌よく暮らしたければ仕事を減らせば良い・・・仕事というのは何らかの苦痛を伴うものですから、これは逆説的な教訓なのかもしれませんね。
「時は金なり」と言いますし、二度と戻らない時間というものは、常に大切に使うべきなのかもしれません。
他人の厚顔無恥に腹が立つとき、ただちに自らに問うてみよ。
「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがありえようか」「ありえない」と答えるだろう。
それならば、ありえぬことを求めるな
世の中には、腹を立てたって仕方のないこともいっぱいあるんですよね。
もし君にできるのならば、(悪いことをした人間を)改心させよ。
もしできないならば、かかる場合のためにこそ寛大というものが君に与えられているのだ、
ということを思い起せ
悪いことをした人を改心させることができないなら、許すという選択肢もあるのかもしれません。
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何が原因であるにせよ、怒りの感情から良い結果は生まれないものです。
相手の短所には目をつむって、長所にこそ注目する・・・長く関係を続けるには秘訣となる心掛けかも知れません。
人生って、考え方ひとつで変えられるものなんですよね。
その考えに基づく行動は、さらに人生を劇的に変えるはずです。
※ 出典元や参考文献等が不明のものは、現在調査中のため表記されておりませんが、詳細がわかり次第追記および分類を施して参ります。
※ なお、名言や格言の中には、当サイト独自の編集(省略、意訳、要約等)を施している場合がありますことをご承知おきくださいませ。
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